茶道体験

一期一会:一生にたった一度だけの瞬間、その貴重な機会を一碗のお茶を通して楽しみ分かち合うのが茶道です。

茶道体験

茶道体験


岡林院での流れ

露地を歩く

まず、玄関から入り大きな荷物を預け庭用のスリッパ―に履き替えます。それから先生の指示に従って露地(茶室に付随している庭)を通ります。苔の上を踏まずに飛び石の上を歩いてください。写真はご自由に御撮り下さい。露地には、花は特にありませんが、山中に入ったかのような落ち着いた気持ちになります。露地を歩くことで日常の生活世界から離れ厳かな気持ちになれます。

腰掛待合

ここは、腰掛待合と言って、お茶の準備ができるのを待つ場所です。ここではお客様同士が話しても構いません。ここでもう一度日常世界から自分の内面に目を向けます。

蹲

次に蹲で手と口を濯ぎます。これは身(体)・口(言葉)・意(心)を清浄にしすべてを投げ捨てて茶室に入るための行いです。

躙り口

これから茶室に入ります。躙り口と言う小さな入口から入ります。すべての人が頭を下げて屈みながら入ります。茶室の中では、身分の上下も無く皆平等に振舞うという教えを大事にしています。

茶室

これが典型的な4畳半の茶室です。ここは忘知庵と言う茶席です。約140年前に下賀茂神社の近くから移築されました。裏千家の又隠席の写しです。

水屋

次に水屋です。ここでお茶の準備をしたり片づけたりします。

茶室

ここは8畳の茶室です。先ず、先生の挨拶があります。お菓子を配りますが、合図があるまでお待ちください。

お点前の説明

お茶のお点前に関して先生が説明してくれます。

茶碗の拝見やお仕舞

飲み終わってから茶碗の拝見やお仕舞をします。

お茶を点てる体験

その後で、お茶を点てる体験をします。


月真院での流れ

着席

先ず、着席します。椅子と机の席に座っても良いし、赤や紺色の毛氈の上に座っても良いです。正座はしなくともよいですが、脚を投げ出して座らないで下さい。

茶菓子

皆さんが着席されると茶菓子が出されますが、合図があるまでは食べないで下さい。

お茶の飲み方

先生は2服点てます。まず一服目は説明をしながら点て正客のところに持って行き飲み方も説明します。2服目は説明をせずにお茶を点てます。点て終わってから、皆さんにお茶の飲み方をもう一度説明します。

茶碗の拝見やお仕舞い

★ 飲み終わってから、茶碗の拝見やお仕舞いをします。

お茶を点てる体験

☆ その後で、代表者2名が先生のところに行きお茶を点てます。点てたお茶を誰かにプレゼントします。


全員体験の流れ

★までは一緒ですが、☆のところで全員の前にお抹茶が入った茶碗と茶筅が配られます。先生の指導で茶筅を振ってお抹茶を点てます。点てたお抹茶はお隣と交換するかご自分でお飲みください。